大字（だいじ）とは

一般的に漢数字は「一、二、三…」のように書いていきますが、横棒で作られた簡単な漢字が続きます。
そのため容易に書き換えることができます。
「一」は縦棒を足すだけで「十」になりますし、「十」も「廿」、「丗」、「卌」に書き換えることができます。
このような改ざんを防止するために使われるのが大字（だいじ）です。
大事を使えば、「一」は「壱」、「二」は「弐」、「三」は「参」、そして「十」は「拾」と書くことができ、改ざんを防ぐことができます。
また、主にご祝儀、お見舞い、香典などで金額の数字を縦書きにする場合に使われます。